平素より iCell 製品へ格別なるご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 
この度、iCellユーザーミーティング2021を開催する運びとなりました。 

ヒト iPS 細胞由来心筋細胞の創薬応用は着実に進んでおります。ICHS7B Q&A 改定の案文において、フォローアップ試験項目にヒト iPS 細胞由来心筋細胞を用いる試験が記載されました。また、現状ウサギやイヌの摘出心筋組織で評価されている収縮・弛緩評価に対し、ヒト iPS 細胞由来心筋細胞を用いる in vitro収縮・弛緩評価系の構築も進められています。
近年のヒト iPS 細胞由来神経細胞領域においては、ヒト iPS細胞由来ミクログリアの作製技術が確立され、ヒト iPS 細胞由来神経細胞、アストロサイトとの共培養により、脳内微小環境の in vitro 再現およびミクログリア創薬への展開が試みられております。

そこで本セミナーでは、
・国立医薬品食品衛生研究所　薬理部　部長　諫田　泰成　様
・FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.　Product Manager-Neural Wayne W. Poon　様
をお招きして、ヒト iPS 細胞由来心筋細胞の薬理試験の現状と展望を諫田様、ヒト iPS 細胞由来ミクログリアの神経変性疾患研究への展開を Dr. Poon から、ご発表頂く予定です。

【開催概要】 
■日時
    2021年2月24日（水）　13:30～15：15 

■講演
　・国立医薬品食品衛生研究所　薬理部　部長　諫田　泰成　様
　・FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.　 Product Manager–Neural Wayne W. Poon　様

■製品紹介
　・富士フイルム和光純薬株式会社　
　　培養試薬開発部 圖子田　康、バイオソリューション推進部　保坂　純基

■参加費：無料 

【講演プログラム】
13:30-13:35　開会のご挨拶
13:35-14:15　国立医薬品食品衛生研究所　薬理部 諫田 泰成 部長
　　　　　　　「ヒト iPS 細胞由来心筋細胞を用いた薬理試験法の現状と今後の展望」
14:15-14:55　FUJIFILM Cellular Dynamics Inc.　Product Manager-Neural　Wayne W. Poon
　　　　　　　「Application of iPSC-derived microglia for neurodegenerative disease」
14:55-15:10　富士フイルム和光純薬株式会社　
　　　　　　　培養試薬開発部　圖子田 康、バイオソリューション推進部　保坂 純基
　　　　　　　「iCell 心筋細胞および関連製品のご紹介」
15:10-15:15　閉会のご挨拶