2021/04/22 13:05 - 2021/04/23 16:00

水道水質・環境分析ウェビナー2021 環境分析パート

概要

Day3Day4環境分析パート
Day 3/422日】
特別講演
-Day 3
「環境分析の押さえどころ:プラズマ分光分析法による環境分析の留意点について」
講師 環境省環境調査研修所 主任教官 藤森英治 氏
企業講演
-Day 3
1.目的に応じた元素(金属)分析標準液の選び方と注意点
 富士フイルム和光純薬㈱
2ICP-OESICP-MSにおける測定のポイント
 アジレント・テクノロジー㈱分光分析営業部アプリケーションエンジニア大山拓也

Day 4/423日】
特別講演
-Day 4
「環境分析の押さえどころ:環境分析(金属類)の前処理について」
講師 環境省環境調査研修所 主任教官 藤森英治 氏
企業講演-Day 4
1GC/MSによる水道水質・環境分析の基礎:パート2 カラムの選択と代替キャリアによる分析
 アジレント・テクノロジー㈱GCGC/MS営業部プロダクトスペシャリスト福地敏治
2
.金属分析前処理の自動化に最適なDEENA のご紹介
 ビーエルテック㈱

開催日程

Day3 環境分析パート

特別講演-Day 3
「環境分析の押さえどころ:プラズマ分光分析法による環境分析の留意点について」
講師 環境省環境調査研修所 主任教官 藤森英治 氏
 誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES)と誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)は、高感度多元素分析法として非常に優れた分析法であり、環境分析の分野においても、カドミウムや鉛など環境基準項目等の公定分析法に採用されるなど、実用分析法として今や欠かせないものとなっている。近年では、分析装置や前処理法の格段の進歩により手軽に高感度多元素分析が可能となる一方で、分析手順が定型化することで様々な干渉に対する知見が不十分となることが懸念される。本講演では、まずICP-AESICP-MSの原理や装置の構成等について概説し、それぞれの分析法で問題となる干渉とその対策法について演者の経験を中心に解説する。また、定量分析の際に参考としていただきたい精度管理手法や、汚染対策等についても、実例を挙げて紹介する。

企業講演
-Day 3
1.目的に応じた元素(金属)分析標準液の選び方と注意点
 富士フイルム和光純薬㈱
 当社では元素
(金属)分析用の標準液として、原子吸光分析用、ICP分析用、計量法トレーサビリティ制度に則ったJCSS3規格を用意しています。これらの規格の違いや、ICP分析用の新製品情報などをご紹介します。
2ICP-OESICP-MSにおける測定のポイント
 アジレント・テクノロジー㈱分光分析営業部アプリケーションエンジニア大山拓也
 ICP-OESICP-MSでは、サンプルを導入して測定すると、なんらかの数値が算出されます。ただ、それらの数値は測定条件やサンプルの状態などによって影響を受けることから、正しい定量結果を示しているとは限りません。今回は分析熟練者でも経験のあった事例を基に、測定のポイントについて紹介します。

  • 2021/04/22 13:05 - 04/22 16:00 (175分)

Day4 環境分析パート

特別講演-Day 4
「環境分析の押さえどころ:環境分析(金属類)の前処理について」
講師 環境省環境調査研修所 主任教官 藤森英治 氏
 環境試料は一般的に複雑な夾雑物を高濃度に含むことから、ICP-AES及びICP-MSの性能を最大限に活用するためには適切な前処理法の適用が非常に重要となる。キレート樹脂固相抽出法は、アルカリ・アルカリ土類金属の分離除去と微量元素の濃縮が同時に達成できる分離特性を有することから、ICP-MSによる環境水試料分析の前処理法として非常に有用である。本講演では、実際のキレート樹脂固相抽出法の操作手順における留意点について概説するとともに、演者らが検討した応用例として、海水中極微量カドミウム分析におけるスペクトル干渉除去への応用と、下水放流水流入河川水試料における共存キレート剤による回収率低下とその対処法について紹介する。

企業講演-Day 4
1GC/MSによる水道水質・環境分析の基礎:パート2 カラムの選択と代替キャリアによる分析
 アジレント・テクノロジー㈱GCGC/MS営業部プロダクトスペシャリスト福地敏治
 GCの心臓部であるカラムを変更することで分析時間の短縮化や一斉分析、カラム由来のマトリックス効果の低減など、様々なメリットを得られる可能性がある。一方で、カラム内径によっては試料導入量を減らすなど注意する点があるため、カラムの基礎を理解しておくことが重要である。加えて窒素や水素などの代替キャリアガスを利用する際のカラム選択のポイントも紹介する。
2
.金属分析前処理の自動化に最適なDEENA のご紹介
 ビーエルテック㈱
 自動前処理装置DEENA (ディーナ)を使用することにより、試薬の添加、撹拌混合、加温加熱、冷却放置、スパイクの添加からメスアップに至るまで、これまで人の手を介する必要のあった作業を、正確、迅速、安全に全自動で行うことができます。

  • 2021/04/23 13:05 - 04/23 15:30 (145分)

環境分析パート質疑応答

  • 2021/04/23 15:30 - 04/23 16:00 (30分)

申し込み期間

  • 2021/03/16 13:55 - 2021/04/23 16:00

キャンセル期間

  • 2021/03/16 13:55 - 2021/04/23 16:00
申し込み期間は終了いたしました。
次回の開催までおまちください。

申し込み期間

2021/03/16 13:55 - 2021/04/23 16:00