富士フイルム和光純薬 Neuroscience Seminar (第1回)
概要
脳由来神経栄養因子(BDNF)測定の課題と展望
富士フイルム和光純薬
Neuroscience Seminarは、神経科学をテーマに、研究者による研究成果の発表や研究に役立つツールの紹介を行うセミナーです。
第1回は金沢工業大学 人間情報システム研究所 バイオ・化学部 応用バイオ学科の小島正己先生をお招きし、「脳由来神経栄養因子BDNF 神経系における役割と高感度測定技術」についてご講演いただきます。
【概要】
日時: 2022年9月15日(木)14:00 – 15:15
形式: ウェビナー
参加費: 無料
【スケジュール】
14:00 - 14:55
「脳由来神経栄養因子BDNF 神経系における役割と高感度測定技術」
金沢工業大学 人間情報システム研究所 バイオ・化学部 応用バイオ学科 小島正己 先生
14:55 - 15:05
「Mature BDNFを特異的かつ高感度に測定可能なELISAキットの開発」
富士フイルム和光純薬株式会社 試薬化成品事業部 学術課 嶋田直人
15:05-15:15
「テカン社製 プレートリーダーとウォッシャーのご紹介」
テカンジャパン株式会社 高橋直樹 様
講演要旨 (金沢工業大学
小島先生)
脳由来神経栄養因子BDNF(Brain-derived neurotrophic factor)は神経細胞の生存と分化を促進する成長因子として発見され、その後は神経伝達を促進することも報告された。これらの研究ではおもに培養細胞やモデル動物が用いられてきた。そして近年では血液を用いたバイオマーカー研究まで行われておりそのための高感度測定技術の開発も進んできた。本セミナーでは、これまでのBDNF研究の展開を最初に紹介し、続いて発表者の研究を紹介する。我々はBDNFの産生過程に注目しており、BDNFの前駆体(proBDNF)およびBDNFのプロセッシング過程の副産物(BDNF pro-peptide: precursor BDNF→BDNF+BDNF pro-peptide)が、BDNFとは相反する作用を行うことを見出しているのでここで紹介する。本セミナーがBDNF研究の始める方々のサポートにもなればと考えている。
注意事項
セミナー資料の事前送付は行いません。セミナー終了後のアンケートにご回答いただいた方に後日送付させていただきます。
セミナーでいただいたご質問は後日回答させていただきます。
なお、当ウェビナーの講演内容、テキスト、動画・画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
開催日程
- 2022/09/15 14:00 - 09/15 15:15 (75分)
講演資料
申し込み期間
- 2022/08/18 00:00 - 2022/09/15 15:15
キャンセル期間
- 2022/08/18 00:00 - 2022/09/15 15:15
次回の開催までおまちください。