回路設計者のためのMOSFET教室 ~動作原理からひも解く数々の専門用語~
概要
※本セミナーは2024年3月27日14時にライブ配信したセミナーのオンデマンド版です。
スイッチング電源やインバータなど、現在のパワーエレクトロニクスに用いられるスイッチ素子としてMOSFETは欠かせないデバイスになっています。また、MOSFETの性能の進化は非常に早く、そこにはトレンチゲート、スーパージャンクション等々多くの要素技術が用いられており、利用する側の回路設計者には分かりづらいといった声が聞かれます。一方、従来から半導体材料として用いられてきたシリコンに代わり、SiCやGaNなどのいわゆる次世代半導体と呼ばれる材料が実用化され、さらに複雑さを増しています。
MOSFETには数十Vの低耐圧のものから千Vを超える高耐圧のものまでありますが原理は同じです。しかしながら、そこで利用される要素技術が異なるため、結果的に低耐圧と高耐圧では異なる進化をしてきており、これらの要素技術については言葉としては聞いたことがあってもイメージがしづらいものです。
本セミナーでは、半導体の専門家ではない人がこれらの要素技術をイメージできることを目的に、MOSFETの動作原理にひもづけて解説します。さまざまな要素技術にどのような効果があるのかを理解することで、カタログや仕様書の見るべきところを把握し、適切な部品選定の手助けになればと思います。併せて、次世代半導体の導入のきっかけとなった「理論限界」についても言及します。
開催概要
- 配信期間
- 2024年5月27日(月)23:59迄
- 形式
- オンデマンド配信セミナー
- 参加費
- 無料
- 主催
- 新電元工業株式会社
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
こんな課題を抱える方におすすめ
- MOSFETの基本的な動作原理を知りたい
- 微細化という言葉をよく耳にするが、何が良いのか知りたい
- トレンチゲート、スーパージャンクションなどの要素技術の内容と、その効果について理解したい
- SiCなどのいわゆる次世代半導体には低耐圧の製品が見当たらないが、なぜなのか知りたい
プログラム
回路設計者のためのMOSFET教室 ~動作原理からひも解く数々の専門用語~(約60分)
- MOSFETの基本構造と動作原理
- 代表的な特性
- MOSFETで使われる技術(低耐圧)
- MOSFETで使われる技術(高耐圧)
講師
新電元工業株式会社
営業本部 営業統括部
池田 克弥スイッチング電源の開発、電源ICの開発を経て、現在は営業本部の技術系スタッフとして営業活動の支援、技術教育に従事。
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
お問い合わせ
イベント運営事務局 : hansoku@shindengen.co.jp
開催日程
申し込み期間
- 2024/01/31 00:00 - 2024/05/27 23:59