2024/10/15 13:00 - 2024/10/15 15:10

危機管理DX革命サミット――リスク管理と災害対応の新時代を切り拓く

概要

危機管理DX革命サミット――リスク管理と災害対応の新時代を切り拓く

基調講演1災害対応におけるDXの『シンカ』
~能登半島地震への取組~

参議院議員 
自見 はなこ
基調講演1災害対応におけるDXの『シンカ』
~能登半島地震への取組~

前石川県副知事 
西垣 淳子
基調講演1災害対応におけるDXの『シンカ』
~能登半島地震への取組~

サイボウズ株式会社 
柴田 哲史
基調講演2ノーコード・ローコード開発の
自社システムで危機を防ぐ

パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社 
青江 多恵子
基調講演2ノーコード・ローコード開発の
自社システムで危機を防ぐ

トヨタ自動車株式会社 
吉田 保正
基調講演2ノーコード・ローコード開発の
自社システムで危機を防ぐ

日本マイクロソフト株式会社 
吉川 直毅
特別講演危機管理におけるDXの未来

国立研究開発法人 防災科学技術研究所 
臼田 裕一郎

危機対応力を
飛躍的に向上させる
DX最新技術

能登半島地震の
災害対応を支えた
DXリーダーが語る

トヨタとパナソニック
災害対応に備えた
DX活用事例

DXにより、危機管理のあり方が大きく変わろうとしています。自然災害の多発化・激甚化が進む一方、少子高齢化と人口減少により、限られた人材で効率的かつ迅速な災害対応が求められています。また、生成AIの登場などにより企業を取り巻くリスクは急速に変化し、こうした技術に対するリスク管理を進めながらも、危機管理に取り入れる動きも加速しています。

このセミナーでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)が、危機管理の現場にどのような変革をもたらすかに焦点を当てます。自治体、民間のさまざまな実例を交えながら、危機対応力を飛躍的に向上させる最新技術の可能性を探ります。

開催概要

名称
危機管理DX革命サミット
――リスク管理と災害対応の新時代を切り拓く
会期
2024年10月15日(火)13:00~15:10
形式
ライブ配信セミナー
主催
リスク対策.com
企画
ITmedia ビジネスオンライン
参加費
無料
対象者
行政や企業のリスク管理/BCP/防災/DXを担当するユーザー層

※申込の締切は 2024年10月15日(火)15:00 までとなります。

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プログラム

基調講演1 10月15日 13:00~13:40
災害対応におけるDXの『シンカ』(進化・深化、そして真価)
~能登半島地震の対応を支えたデータ一元化の取組~

元日に発生した能登半島地震では、避難者の迅速な支援に向け、自衛隊や災害派遣医療チーム(DMAT)らが収集した避難所情報を一元的に集約し、他のシステムと連携する新しい仕組みが導入されました。大規模な災害時は、本来なら市町村が中心となり、都道府県の情報システムに被害状況などを入力していきます。しかし、能登半島地震では、市町村が被災し、いたるところで道路が、亀裂や土砂により寸断され、通信環境も悪化しました。さらに、指定避難所以外でも把握できないほどの自主避難場所が各集落に設置され、支援に入った自衛隊やDMATの収集データを一元的に集約し、対応に結びつける必要性が急浮上しました。この構想を、わずか1週間で実装した立役者に、当時の状況を振り返ってもらうとともに、今後、日本が目指すべき危機管理DXの姿を話し合ってもらいます。

参議院
議員
自見 はなこ 氏認定内科医、小児科専門医、防災士、東海大学 医学部医学科客員教授。長崎県佐世保市生まれ、福岡県北九州市育ち。2022年 参議院議員選挙比例区(全国区)で2期目当選。第2次岸田改造内閣にて内閣府大臣政務官に。2023年 第2次岸田第2次改造内閣において、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策 消費者及び食品安全 地方創生 アイヌ施策)国際博覧会担当大臣に就任。

前石川県副知事

西垣 淳子 氏東京都出身。1991年 東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現:経済産業省)入省。デューク大学、シカゴ大学にてLL.M.を取得。経済産業省では、競争政策、知財戦略、製造業のデジタル化・IoT化、ブランディング戦略、デザイン政策、中小企業政策等を担当。2022年7月より石川県副知事、同年10月より石川県のCDOとして、2024年1月の令和6年能登半島地震の際には防災DX等の取り組みを推進。2024年7月より中小企業庁中小企業政策統括調整官(EBPM担当)。

サイボウズ株式会社
ソーシャルデザインラボ 災害支援チームリーダー
柴田 哲史 氏1995年よりMicrosoft社にてWordのUX改善業務を担当。米国へのビジネス留学を経て、2004年にITコンサルティング会社を米国に設立。2015年よりサイボウズ社に所属し、デザインリサーチ組織や災害支援チームの立ち上げを実施。現在は、サイボウズ災害支援プログラムの責任者として全国各地の被災地のIT支援を実施中。

【モデレーター】
リスク対策.com編集長
新建新聞社 専務取締役 危機管理メディア事業部 部長
中澤 幸介

基調講演2 10月15日 13:50~14:30
ノーコード・ローコード開発の自社システムで危機を防ぐ
~Teamsで膨大な災害情報を簡単に共有するパナソニック~
~市民開発で40以上の改善アプリを開発するトヨタ自動車~

パナソニックグループは、日常的に業務で使っているMicrosoftのTeams上で、発災時に素早い情報共有を実現するシステム「災害ポータル」を開発し、運用を開始しました。誰もが普段から頻繁に利用しているTeams上で稼働するシステムのため、災害時にも簡単に使うことができます。ローコード開発ツールであるMicrosoftのPower Platformを使うことで作業負担や費用を大幅に抑えることができました。トヨタ自動車でも、「Microsoft Power Platform」による、現場主体の「市民開発」でのアプリ開発が本格化しています。現場の安全管理はもとより、あらゆる業務をアプリ化する試みを進めています。直接、災害対応などの危機管理に役立つツールではありませんが、スピード感が求められる時代に、環境の変化に即座に応じることができ、安全管理を細かく徹底できるなどの意味で、危機管理に役立てています。独自開発した災害情報共有システムの開発に至った背景と、システムの概要を説明します。

パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社
情報システム本部
青江 多恵子 氏研究部門、環境部門で勤務の後、リスクマネジメント部門に配属。リスクマネジメント部門時に、「東日本大震災」と「タイの洪水」を経験、「東日本大震災」ではパナソニックグループとして初めて設置された「全社緊急対策本部(現 グループ緊急対策本部)」を経験。このような災害対応の経験をふまえ、「パナソニックグループBCM構築ガイドライン」を策定し、パナソニックグループ約200の事業場(日本とアジアの製造/営業)のBCP策定/BCM構築を支援。現職の情報システム部門で、災害対応DXを推進。

トヨタ自動車株式会社
田原工場エンジン製造部技術員室 企画グループ長
吉田 保正 氏1990年 京都工芸繊維大学卒業、当時の専攻は電気電子系工学。同年4月 トヨタ自動車株式会社に入社して以降、エンジン製造に関わる業務を担当。仕事の対象は製品であるエンジンとその生産ラインや工作機械であり専ら機械系の職種。一方でデジタル技術への関心も強く、改善手法としてのデジタル要素技術の活用に積極的に取り組んできました。DXへの社会的ニーズが高まる中、市民開発の想いを共感するメンバー達とモノづくり現場のDXを探究しています。

日本マイクロソフト株式会社
インダストリアル&製造事業本部 技術戦略部長
吉川 直毅 氏幅広いテクノロジーの知見ならびに業務ナレッジを活用し、グローバルでの製造業の各種課題解決支援、DX推進支援に従事。MBA保持。

【モデレーター】
リスク対策.com編集長
新建新聞社 専務取締役 危機管理メディア事業部 部長
中澤 幸介

特別講演 10月15日 14:40~15:10
危機管理におけるDXの未来

防災・災害対応分野におけるDXの変遷や、最先端の基盤的防災情報流通ネットワークである「SIP4D」について最新の情報を説明いただいた上で、今後DX化を推進する上での課題と展望、企業や自治体に求められるDXリテラシーなどについて解説していただきます。また、能登半島地震におけるSIP4Dの活用方法についても解説いたします。

国立研究開発法人 防災科学技術研究所
総合防災情報センター長
臼田 裕一郎 氏1973年 長野県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒、同大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。防災情報に関する研究開発に従事するとともに、災害時にはISUT(災害時情報集約支援チーム)として現場支援活動を行う。また、筑波大学教授(協働大学院)としての人材育成、AI防災協議会理事長・防災DX官民共創協議会理事長としての防災DXの推進に努める。

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お問い合わせ

アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp

https://v2.nex-pro.com/campaign/71448/apply?group=RiskMngDX

開催日程

  • 2024/10/15 13:00 - 10/15 15:10 (130分)

申し込み期間

  • 2024/09/04 00:00 - 2024/10/15 15:00
申し込み期間は終了いたしました。
次回の開催までおまちください。

申し込み期間

2024/09/04 00:00 - 2024/10/15 15:00