富士フイルム和光純薬主催にて、第53回WAKO Web受託セミナー「mRNAワクチンから始まる新展開」を開催します。

本セミナーでは

大阪大学微生物病研究所 分子免疫制御分野 教授　山崎　晶 先生

をお招きし、山崎先生のご研究についてご紹介いたします。

ぜひご参加ください。 

■開催概要

講演日　　　2024年10月31日(木)14:00～15:40

開催方法　　ウェビナーにて開催

参加費      無料

〇スケジュール

14：00　開会・注意事項のご説明

14：00～14：20　 １）企業公演①： mRNA医薬の開発を加速するための脂質ナノ粒子（LNP）の設計と製造技術

【演者：富士フイルム富山化学株式会社】

《要旨》

　mRNA医薬の可能性を広げるためにLNPに求められる課題としては、有効性と安全性、肝臓以外への送達、均質な製造技術などがあげられる。

　当社は独自に開発したイオン化脂質を元にしたLNPの処方設計さらには製造プロセス技術を構築してきた。特に、当社脂質FL-0445を含むLNPはGMP製造の実績を有し、開発中の治験薬にも応用されている。本発表では、当社独自のイオン化脂質を用いたLNPの応用例とその製造プロセス開発の事例について紹介する。

14：20～14：40　２）企業公演②：生体試料の新製品紹介　―ASTC（抗原特異的T細胞）製品（Ignyte Bio社）および注射投与対応のEx vivo新鮮正常皮膚HypoSkin製品（Genoskin社）―

【演者：富士フイルム和光純薬株式会社】

《要旨》

　本講演では、当社の新製品についてご紹介いたします。

　Ignyte Bio社は免疫細胞供給メーカーであり、ウイルスやがんの抗原を標的とするASTC（抗原特異的T細胞）製品を提供しております。ASTCの用途や特徴、製品についてご紹介いたします。

　Genoskin社では、Ex vivo新鮮正常皮膚製品を提供しています。独自技術で皮膚をゲルに埋めこみ、皮膚表面を空気と接するようにすることで、生体に近い状態を保ちます。

　既存製品に加え、皮下組織を含むことで注射投与での反応が解析できるHypoSkinについてご紹介いたします。

14：40～15：20　３）感染に対するヒトT細胞クロノタイプ解析

【演者：大阪大学微生物病研究所 分子免疫制御分野 教授　山崎　晶 先生】

《要旨》

　T細胞は外来異物を特異的に認識し、生体防御において重要な獲得免疫応答を主導する一方で、その過剰な応答は疾患を引き起こす。T細胞はそれぞれ固有の抗原受容体（TCR）を持つ多様な集団であり、これまでクローンレベルの解像度での応答の解析は十分に進んで来なかった。本セミナーでは、 近年樹立したヒトT細胞解析の方法論と、それを用いた感染やワクチンに対する解析結果を併せて紹介したい。

15：20～15：40　４）企業公演③：GENEWIZ®　抗体開発支援ソリューションのご紹介

【演者：アゼンタ株式会社】

《要旨》

　アゼンタ株式会社が提供する、GENEWIZ®　マルチオミクス受託＆遺伝子合成ソリューションは、免疫研究に欠かせない抗体開発支援サービスを数多く展開しております。

　遺伝子発現解析から抗体発現ベクターの構築までワンストップショップでご提供しております。

　例えば、シングルセルレパトア解析で特定の抗原に対する抗体配列をシングルセルレベルで同定し、得られた抗体配列を基に発現プラスミドにクローニングして、 Ready-to-use のプラスミドをmgオーダーで大量調製が可能です。

15：40　閉会

※1　ウェビナー接続の際には、30秒程度時間が掛かる場合がございます。

※2　質問については、画面右上のアンケートに入力お願い申し上げます。

　　（一度回答をしますと、再度入力は出来ませんのでご注意ください。聴講終了後まとめて入力をお願いします。）

※3　セミナー終了後は、アンケートにご協力お願い申し上げます。

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※セミナー中は、個別質問機能で運営に関する対応も致します。

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富士フイルム和光純薬株式会社

試薬化成品事業部　試薬営業本部

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TEL:03-3270-8247

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