富士フイルム和光純薬主催にて、第54回WAKO Web受託セミナー　「ゲノム編集技術とオフターゲット解析の最新動向」　を開催します。

本セミナーでは、

京都大学大学院農学研究科　ゲノム編集育種講座　佐久間　哲史 先生

をお招きし、ゲノム編集におけるオフターゲット解析の実践と最新動向ついてご紹介いたします。

ぜひご参加ください。

■開催概要

講演日：2024年11月27日(水)　14：00～15：45

開催方法：ウェビナーにて開催

受講費：無料

スケジュール

開会

14:00　開会・注意事項のご説明

14：00～14：30　１）企業講演①：ゲノム編集技術を用いた遺伝子導入モデル作製サービスのご紹介

【演者：特殊免疫研究所】

《要旨》

　弊社が取り組んでおりますラットを用いたヒト化モデルやコンディショナルノックアウトモデル、そしてコンディショナルに変異遺伝子を発現させるマウスモデルの作製サービスについてご紹介いたします。

14：30～15：30　２）ゲノム編集におけるオフターゲット解析の実践と最新動向

【演者：京都大学大学院農学研究科　ゲノム編集育種講座　佐久間　哲史 先生】

《要旨》

　CRISPR-Cas9をはじめとする編集ツールの拡充・高度化や社会実装の広がりとあいまって、ゲノム編集における編集精度への意識は年々高まっている。意図しないゲノム領域を切断してしまうオフターゲット切断と、それに伴う短鎖欠失等のオフターゲット変異や外来配列のオフターゲット挿入、また広域欠失や転座等の染色体レベルの再編成は、依然としてゲノム編集の安全性を担保するための最大の関心事と言える。本セミナーでは、オフターゲット作用のリスクを低減するためにやるべきことや簡易的な評価方法の実践情報を提供すると共に、オフターゲット作用を精査するための種々の方法論に関する最新情報をお届けする。

15：30～15：45　３）企業講演②： Genetic characterization of transgene integration sites & targeted gene editing outcomes

【演者：Solavias NL】

《要旨》

Solvias’ genetic QC solutions provide reliable genomic evidence to mitigate risk in R&D decisions and accelerate time to clinic. We can help you ensure safety and quality by unambiguously demonstrating desired genetic modifications, such as excluding off-target integration or assessing the genetic consequences of gene editing or random viral vector integration. Our proprietary Targeted Locus Amplification (TLA) platform detects genetic variations in and around the gene of interest, offering unrivaled genetic insights as a cost-effective and time-efficient alternative to conventional QC approaches. Unlike most conventional technologies, our approach does not require a prior hypothesis or detailed locus information: it selects regions based on physical proximity. This hypothesis-neutral approach can uncover new genetic interactions and structural variations that impact on gene expression and function.

15：45　閉会