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第3回 石油・化学産業向けDXサミット
概要
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強化に向けた戦略
経済産業省
土屋 博史 氏
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人に頼らないモノづくりへ
住友ベークライト株式会社
野﨑 隆二 氏
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自律型生産システム
株式会社ダイセル
三好 史浩 氏
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マテリアルズ・インフォマティクス
積水化学工業株式会社
日下 康成 氏
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出光興産株式会社
鳳城 延佳 氏
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によるDXと人材育成
旭化成株式会社
秋本 みつ 氏
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DXの更なる進化
アクセンチュア株式会社
竹井 理文 氏
参加特典
視聴&アンケート回答で Amazonギフトカード プレゼント
※条件の詳細は視聴ページ内にある案内をご確認ください ※AmazonはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です
大手化学メーカー
によるデジタル活用
最新DX戦略
先進素材/材料
研究開発でのMI/AI
活用や人材育成
石油化学産業
課題解決するための
ITソリューション
日本の石油・化学産業にとって、DXへの取り組みは喫緊の課題となっています。研究開発フェーズにおける「開発期間の短縮化・効率化」や「データドリブンな開発手法」、製造プロセスにおいては「生産最適化」「安全安定操業」「設備保全」「技術伝承」、バックオフィスでの「業務効率化」「人手不足・省人化」に至るまで、DX無くしては成り立たなくなっています。
本サミットでは、石油・化学・素材メーカーによるDX活用・推進の最新事例やデジタル人材活用における取り組み、先進素材の研究開発におけるデジタル活用の事例、石油・化学業界に精通した有識者による業界展望などをお届けするとともに、DXを実現するための最新ソリューションを協賛企業の講演で紹介します。
開催概要
- 名称
- 第3回 石油・化学産業向けDXサミット
- 会期
- 2025年3月12日(水)~ 3月14日(金)
- 形式
- ライブ配信セミナー
- 主催
- 株式会社化学工業日報社
- 共催
- MONOist 編集部
- 参加費
- 無料
- 対象者
- 石油・化学メーカー、素材/材料メーカーでデジタル化を推進するユーザー層
※申込の締切は 2025年3月14日(金)14:00 までとなります。
プログラム
Day1 3月12日(水) 製造現場
基調講演1-1 3月12日(水)13:00~13:30
素材産業の国際競争力強化に向けた戦略
今後、素材産業がカーボンニュートラルを目指しつつ、多様な変革の要請に的確に対応し、今後も国際競争力を維持・強化していくためにどのような取組が必要か、今後の素材産業の方向性について、GXの政策動向とともにご紹介。
経済産業省
製造産業局 素材産業課長
土屋 博史 氏1998年 東京大学大学院修士課程修了、同年 通商産業省に入省。これまで、エネルギー政策、技術・産業政策、福島第一原発の廃炉対策、大阪・関西万博の他、内閣官房(総理官邸)やNEDO(ワシントン事務所長)に出向。2023年 製造産業局素材産業課長に就任し現在に至る。
セッション1-1 3月12日(水)13:35~14:05
カーボンフットプリント本格化にむけた「製造工場DX化」のすすめ
2026年に本格稼働する欧州CATENA-X、GAIA-Xなどの取り組み端に生産工場ではScope 1.2.3の集計が求められるばかりか、従来の企業単位ではなく製品ロット単位のGHG排出量算出が求められる機運が高まっている。こうした市場要求を鑑みてAVEVAから製品設計、生産現場、サプライチェーンが連携した製造DX基盤をご提案いたします。
アヴィバ株式会社
技術営業部 シニアマネージャー
大野 高明 氏
セッション1-2 3月12日(水)14:10~14:40
プラント・工場に特化したデータ活用プラットフォームとツール
プラント・工場運営において、データ活用は生産性向上、品質管理、運用効率の改善において極めて重要な要素となっています。本講演では、プラント・工場に特化したデータ活用プラットフォーム「dataPARC」の特長と、その実際的な活用例について解説します。
フォイトターボ株式会社(dataPARC)
BTG事業部 エンジニアリングダイレクター
スンヒン・ルー 氏
セッション1-3 3月12日(水)14:45~15:15
プロセス産業における動画マニュアルとデジタル帳票を活用した保全DX
プロセス産業で求められる安全性と安定稼働を実現するために、動画マニュアルとデジタル帳票を活用した保全DXを解説します。効率的な保全業務や、記録の一元管理を実現する最新事例を交えながら、現場の生産性を向上させるヒントをお届けします。
Tebiki株式会社
マーケティング部
堀中 敦志 氏
基調講演1-2 3月12日(水)15:20~15:50
デジタル技術活用による人に頼らないモノづくりへ
会社概要、製品紹介、DX戦略(業務、生産、研究の3本柱、人材育成)、ビックデータを用いたFMEA、プロセスデータを用いたPI/MI、国内・海外工場の具体的な事例紹介、今後の展開について講演させていただきます。
住友ベークライト株式会社
コーポレートエンジニアリングセンター コーポレートエンジニアリングセンター長
野﨑 隆二 氏入社以来、生産技術に携わり、海外工場の立ち上げや新製品の量産化を担ってきました。2019年より現職に就き、近年は全社のプロセス開発やシミュレーション技術の開発を担う研究所として生産・研究開発に関わるDXを推進しています。
セッション1-4 3月12日(水)15:55~16:25
石油・化学・素材産業向けアセット・マネジメントクラウド『EMLink』
アセット・マネジメントクラウド「EMLink」は、保全コスト削減、周期適正化、投資戦略策定等を目的として、石油・化学・素材・医薬・食品等のプロセス系製造業やインフラ事業者などを中心に、日本全国で導入が進んでおります。“現場データと経営データを繋ぐEAM”として、圧倒的なコストパフォーマンスと成果を実現します。
株式会社設備保全総合研究所
代表取締役CEO
相原 章吾 氏
セッション1-5 3月12日(水)16:30~17:00
プロセス産業のDXを推進するオープンなデータプラットフォーム
石油・化学プラントにおけるDXを推進するには、業務で発生するデータを収集しデータドリブン経営につなげることが重要です。本セッションでは、要件およびフォーミュラ/レシピの管理からIoTによるデジタルツインまでのデータを収集し統合管理することが可能な、柔軟でオープンなデータプラットフォームについてご紹介します。
アラスジャパン合同会社
コミュニティ マネージャー
竹内 亮 氏
BellaDati合同会社
営業部 マネージャー
村田 純 氏
基調講演1-3 3月12日(水)17:05~17:35
ダイセルが目指す自律型生産システム ~経験ノウハウのさらなる先へのアプローチ~
2000年に同社網干工場からはじまり他社へも展開したダイセル式生産革新の取り組み。世代のバトンをつなぎ2020年にはAIを活用した“自律型生産システム”として進化させ、実装を進めてきた。その進化の背景とシステムの概要、効果についてご説明いたします。
株式会社ダイセル
生産本部副本部長/モノづくり革新センター長/社長室長
三好 史浩 氏
Day2 3月13日(木) 研究開発/製造現場
基調講演2-1 3月13日(木)13:00~13:30
社会変化の中でのマテリアルズ・インフォマティクス ~積水化学における導入と実績化~
素材産業を取り巻く環境は大きく変化してきている。その中でも新素材開発に対する要求と期待は増大し、開発速度の向上と高い機能の両立が求められている。本講演では、その解決手段として注目されているマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の導入と活用に関してお話する。
積水化学工業株式会社
コーポレート R&Dセンター 先進技術研究所長
日下 康成 氏2005年、積水化学に入社以来、高機能材料の開発に関わり、2012年より評価分析グループに異動。その後、MIを推進するチームを立ち上げ、2020年に専門部署である情報科学推進センターを先進技術研究所内に設置。2024年より同研究所の所長を拝命。外部役職として、2023年より京都工芸繊維大学の特任教授を兼任。
セッション2-1 3月13日(木)13:35~14:05
MI活用のためのデータ戦略とその実践
MIの活用には、高品質なデータの収集・管理・前処理が不可欠です。本セミナーでは、MIを最大限活用するデータ戦略や試作・試験、シミュレーションを組み合わせたアプローチをご紹介。また、社内リソース不足や試作・分析の課題に対し、PolymerizeのAll in One支援サービスを活用した効率的な材料開発の方法を具体例とともに解説します。
POLYMERIZE合同会社
カントリーマネージャー
山田 知哉 氏
POLYMERIZE合同会社
マテリアルサイエンスエンジニア
井口 洋之 氏
基調講演2-2 3月13日(木)14:10~14:40
出光興産が取り組むプラントデータの一元化による製造業務の効率化
石油・化学プラントの安全安定操業と生産性向上にはDXが欠かせない。この両立のため、各システムからプラントデータを検索・収集する作業にかかる時間を削減することが重要である。今回は、当社4つの製造拠点で導入したプラントデータの一元化による製造業務の効率化に関する取り組みをご紹介する。
出光興産株式会社
生産技術センター 生産技術センター長
鳳城 延佳 氏出光興産株式会社 生産技術センター長。経営企画部門で経営統合・全社業務改革、北海道製油所でBPR/DXを手掛ける。現在、石油・化学・カーボンニュートラル対応設備やLi電池材料に関する技術検討を統括。一橋大学大学院でEMBAを取得(正式名称:一橋大学大学院経営管理研究科国際企業戦略専攻修了)。
セッション2-2 3月13日(木)14:45~15:15
日本触媒におけるCognite活用の現在地と今後の展望
日本触媒はCogniteの製造業向けDataOpsプラットフォーム基盤「Cognite Data Fusion®(CDF)」を導入して工場の運転データ、保全履歴、図面データを一元化し、DXによる業務効率改善を進めています。本セッションでは、日本触媒中川氏にCDFの導入背景と具体的な活用方法についてご紹介いただきます。
株式会社日本触媒
DX推進本部長
中川 博貴 氏
Cognite株式会社
代表取締役社長
江川 亮一 氏
セッション2-3 3月13日(木)15:20~15:50
化学プラントにおけるデジタルツインとAI活用 ― 大手化学メーカーの実践事例
IoT(モノのインターネット)センサーのおかげでリアルタイムにデータを取得できるようになったことで、エンジニアはリアルタイムデータと機械学習(AI)モデルから出力される推論結果を比較できるようになり、より正確な洞察とインテリジェントな結果が得られるようになってきています。本公演では、実データと仮想空間上でのシミュレーションの値を融合させ、デジタルツインの効果を高める方法、実践ケースをご紹介します。
アルテアエンジニアリング株式会社
Data Analytics事業部 アカウントマネージャー
蓮見 洋介 氏
セッション2-4 3月13日(木)15:55~16:25
データで輝く未来:石油・化学プラントのDX
サイロ化したプラントデータの活用にあたり「完全な統合が必要」と考えがちですが、60%~80%の統合でも新しい価値の創出が可能です。日立は、ユーザー企業様とのDX活動を通じてこれを実現し、運転効率と保全作業の最適化に貢献しました。本講演では、具体的な取り組みを中心に、石油・化学業界の未来を切り拓くためのソリューションを紹介します。
株式会社日立製作所
インダストリアルデジタルビジネスユニット ソリューション&サービス事業部 産業第1ソリューション本部 産業第2ソリューション部 主任技師
長崎 圭太 氏
Day3 3月14日(金) バックオフィス業務改革、働き方改革など
基調講演3-1 3月14日(金)13:00~13:30
「全員参加×現場主導×共創」によるDXと人材育成
急速に変化する社会のなかで、製造業が顧客に新たな価値を提供し事業を成長させていくためにはデータ・デジタル技術活用による変革(DX)が不可欠である。DXの基盤づくりとして旭化成グループが推進するデジタル人材育成施策とともに、この取り組みを通じて当社が実現を目指している変革について紹介する。
旭化成株式会社
デジタル共創本部 DX経営推進センター デジタルタレント戦略部 部長
秋本 みつ 氏1997年 旭化成工業株式会社に入社し、半導体製造工程向け樹脂製品の営業に従事。2002年より旭化成マイクロシステム株式会社にて法務・総務を担当。2016年 東京商工会議所に出向。2018年 旭化成株式会社に帰任し人事部にてDE&I推進に携わる。2023年4月より現職。
セッション3-1 3月14日(金)13:35~14:05
製品の全ての情報を一元管理、必要とする関係部門で常時利用可能なソフトウェア
要求される製品情報の多様化、複雑化に対応、管理するにはこれまでのアナログ手法は通用しない。製品物性、用途、使用方法、ケーススタディ、ビジネス条件に加え、世界各国の製品規制(REACH, TSCA)、要求される情報(DPP, EHS, GHS, PCF, PLCM etc.)のスピーディな提供を顧客は要求する。対応の遅れは、ビジネス機会の喪失につながり競合者を利する。この新たなビジネス環境に対応する手法とは?
SpecialChem S.A.
Founder & CEO
Christophe Cabarry 氏
セッション3-2 3月14日(金)14:10~14:40
脱属人化! 業務自動化による現場主導の業務改革で「考察する組織」へ
働き方改革が叫ばれる中、残念ながら減らない手作業、属人化した業務、改修できないExcelマクロなどが現場の足かせになっています。本講演では、Alteryxが定型業務の自動化、データ集計・分析の効率化により現場部門が自ら業務改革を実現し考察する、真の働き方改革を実現する方法と事例をデモを交えて解説します。
アルテリックス・ジャパン合同会社
ソリューション エンジニアリング リードセールスエンジニア
山田 一也 氏
基調講演3-2 3月14日(金)14:45~15:15
素材・化学産業におけるDXの更なる進化 ~生成AI登場による抜本的構造改革の必要性~
昨今、素材・化学企業各社でも「DX」は浸透する一方、巨額投資に対する効果を得られていない企業も多く、経営者にはその早期投資回収という新たな悩みも生まれている。また、生成AIの登場による抜本的で急速な社会変革とともに、素材・化学企業のDXの在り方も根本的に変わろうとしている。業界のDXの成功・失敗事例を考察し、生成AIによるDXのさらなる進化と構造改革の必要性について講演する。
アクセンチュア株式会社
常務執行役員 素材・エネルギー本部 統括本部長
竹井 理文 氏2001年 入社以降、素材・化学、エネルギー、電力・ガス会社を中心に、成長戦略立案、全社DX、M&A、新規事業立案、マーケティング・営業戦略等の実行支援まで、幅広い経験を有す。2020年に執行役員素材エネルギー統括本部長、翌年常務執行役員に就任。国内外で執筆、講演活動を行う。経済同友会会員。
●講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
●全てのセッションは、会期後よりアーカイブ配信もいたします。気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。またアーカイブ配信だけを視聴する場合でも、登録いただく必要があります。
※アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。
●参加特典の詳細条件については、視聴ログイン後の画面でご確認ください。
※フリーメールアドレスでの登録の方や非就業者の方は対象外とさせていただく場合がございます。
※事務局が不正と判断した場合は対象外とさせていただきます。
※発送時期についてのお問い合わせはご遠慮ください(アーカイブ配信期間の終了後1ヶ月程度でお送りします)
協賛
お問い合わせ
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp
開催日程
- 2025/03/12 13:00 - 03/14 15:15 (3015分)
申し込み期間
- 2025/01/22 00:00 - 2025/03/14 14:00