施策の効果を証明し、新規事業部の存在意義を明確化
ネクプロでスピーディーなPDCAサイクルを実現させた事例


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ウェビナーツールを利用する企業が増えています。といっても、ウェビナーツールの用途はセミナーのウェブ配信に限らず、オンデマンド配信、会場参加型イベントでの利用、社内研修の教材など、多種多様です。1つのツールで様々な用途に利用できるウェビナーツール。
今回はネクプロの活用事例として、会場参加型イベントの参加者管理、効果計測に利用されている、ランサーズ株式会社様の事例をご紹介します。


【お話を伺った方】
ランサーズ株式会社 新しい働き方LAB所長 市川瑛子 様

ランサーズ株式会社と新しい働き方LABの役割

―まず御社について教えてください。

ランサーズ株式会社は、「ミッション:個のエンパワーメント」、「ビジョン:テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」のもと、仕事を依頼したい企業と全国にいる115万人の優秀なフリーランスをマッチングするサービス「Lancers(https://www.lancers.jp/)」を運営しています。


出典:Lancers

従来の日本では、終身雇用、年功序列が当たり前のものとして存在していましたが、世の中の変化とともに採用のあり方や働き方にも変化がみられています。当社では、そのような時代に即した経営手法として「スマート経営」を広く浸透させていこうと活動しています。
スマート経営には「①事業推進スピード」「②コスト最適化」「③イノベーション力」「④経営リスクコントロール力」の4つのポイントがあり、新規プロジェクトのためにコストを掛けて新たに従業員を採用するのではなく、もっと柔軟に、もっとスピーディーに外部の人材を活用してプロジェクトを進めていくことを推奨しています。必要なときに、必要な人材を採用することで、プロジェクトチームの最適化を図ることができます。

―ただランサーと企業を繋ぐだけでなく、ランサーの成長支援を行う「新しい働き方LAB」を起ち上げたのは何故でしょうか?

出典:新しい働き方LAB

スマート経営の浸透を目指し、フリーランスと企業を繋ぐLancersでは、双方にとってメリットのあるプラットフォームの提供を目指しています。その中で、フリーランスとして働く方々から、まだまだ一般的に弱い立場になってしまったり、学びやつながりの機会が薄くなってしまったりしてしまうという声をいただいていました。
そこで、ランサーズのミッションである「個のエンパワーメント」を実現するために、そういった課題に向き合っていこうと考えたわけです。フリーランスとして働く上で困っていることを当社が解決できないのか、ランサーの成長支援として何ができるのかを考えました。


ランサーが抱えやすい主な課題として、「①組織に属さず孤独であり、目標となる先輩の存在やフィードバックしてくれる上司の不在により、ステップアップ・成長が困難であること」、「②新しいスキル習得のために時間を費やせば仕事の時間が減り、収入が減ってしまうために、収入を上げるための自己投資が困難であること」の2つが挙げられます。
仮にランサーのスキルが高くなれば、企業側もそのランサーに仕事を依頼しやすくなり、ランサーの収入は増えるはずです。しかしスキルを高めるための環境が不足しているランサーは、とりあえず今やれることをこなしていくだけで精一杯で、スキルも収入も上がらない負のスパイラルに突入してしまいます。

そこで当社では、会社という組織ほどではないにしろ、ランサー同士が様々な人と繋がり、切磋琢磨できる環境、今までやったことのないことに挑戦できる環境が必要なのではないかと考えました。最初は単発でイベント、セミナー、交流会を開催していましたが、2019年4月に新規事業「新しい働き方LABhttps://www.lancers.jp/lab)」として起ち上げ、フリーランス向けの教育、繋がりの機会の提供を開始しました。そのためのプラットフォームとしてネクプロを導入し、主にイベントやセミナーなどの「集客~申し込み~支払い~その後のコミュニケーション」のステップにおいて利用しています。

ネクプロの導入の理由と活用方法

―社名でもある「Lancers」というプラットフォームは、1ユーザーとして使ってみると良くできているなあと感じます。仕事を請けたいランサーも、発注したい企業も、このプラットフォーム1つですべてが完結します。ランサーの成長支援メニューも、このLancersの中に組み込むことは検討されなかったのでしょうか?

独自開発ではなく、外部サービスであるネクプロを採用したのは、主に2つの理由があります。
1つは「スピード感」です。既存のプラットフォームにゼロから独自に開発して組み込むのは、時間が掛かりすぎてしまいます。新規事業ですから、すぐに施策を回していける環境が必要です。何ヶ月も準備に時間を掛けてしまっては結果を出せません。
もう1つは「リスクヘッジ」です。「新しい働き方LAB」は新規事業でしたので、もし仮に事業が頓挫してしまった場合、開発や撤退時にコストが掛かる独自開発は非常にリスクが大きかったのです。その分、外部サービスであるネクプロであれば、低リスクで導入できます。

―外部サービスを活用することになった理由は分かりました。しかしネクプロのような、いわゆるウェビナーツールは世の中にたくさんあります。なぜネクプロを選んだのでしょうか?

ネクプロを選んだ理由は主に2つあります。


まず、柔軟な対応により、ネクプロでならやりたいことをスピーディーに実現できると思えた点です。
先にも述べましたが、新規事業では不確定要素も多いため、柔軟に対応してくれるサービスでなければ、施策を実行に移せなかったり、PDCAを回すスピードが遅くなってしまったりと導入後に問題が生じます。何社か比較検討してみましたが、「当社はこういうポリシーでこういう機能でこれしかやりません」という企業さんが多かったように思います。サービスとして確立されているからこそといえますが、新規事業である「新しい働き方LAB」にとっては確立され過ぎてしまっているといえました。
一方、ネクプロは細かなものから大きなものまで、新たに開発が必要な要望を出しても柔軟に対応してくれました。もちろん、実現が難しかったり、追加の費用が掛かったりすることもあります。その際、こちらの要望に対してはっきりと「できる/できない」を伝えてくれるので、対等な立場で一緒に高め合っていく相手として、気持ちの良いやり取りができていると感じます。とくに担当のNさんは当社のサービスを理解して、ニーズを汲み取った上で対応してくれるため、安心感があります。

―ありがとうございます。実は担当のNは他社様でもお褒めいただくことが多く、ネクプロの強みの1つかもしれません(笑)。一緒に高め合っていくというのは、御社の考えるランサーとクライアントの関係に似ているかもしれませんね。

ランサーズのニーズは他社のニーズと一致する部分があるはずです。当社からの開発・アップデートの要望によってネクプロのサービスが向上し、当社と御社の両方にとってwin-winの関係を築けていけるのではないかなと思っています。今も現在進行形でNさんを通して開発を依頼しています。2019年の4月からおよそ1年と半年、Nさんとは二人三脚で一緒にPDCAを繰り返してきました。

―もう1つ、ネクプロを導入する決め手となったのはどのような点でしょうか?

ID連携機能がある点です。この機能によって、私たち「新しい働き方LAB」が講じた施策の効果検証・数値化が可能になります。


Lancersには各ランサーがその月に担当した仕事量、報酬額などのデータが蓄積されています。もし「新しい働き方LAB」が開催したセミナーへの参加回数・タイミングなどのデータと紐付けることができれば、「このプログラムは参加費が少し高いけれど、参加したランサーは参加前と参加後で比較して、これだけの変化がみられた」と、セミナーの効果を客観的数値によって証明することができます。
証明ができれば、次のセミナーの集客に活かせますし、「新しい働き方LAB」の存在理由を社内に対して証明することもできます。「新しい働き方LAB」を起ち上げるまでは単発セミナーの集客に某イベント管理サービスを利用していましたが、ランサーの情報とセミナー参加者の情報を紐付けることができませんでした。イベントを開催してうまくいったという実感があっても、効果があったのかを定量的に計測することができず、もどかしい思いをしていたのです。
新規事業は、結果を出すことはもちろんですが、それを社内にはっきりと分かる形で提示しなければ事業部として存続できません。そのため、効果検証ができる点は非常に重要でした。社内で「新しい働き方LABを起ち上げた意味があった」と思ってもらえるからです。

―現在では基本機能として実装されているID連携ですが、当時は実装されていませんでしたよね。御社のニーズから生まれた機能ということでしょうか。

導入サービスの検討段階で担当のNさんにID連携について相談したところ、「開発は必要だけれど実装可能」との答えをいただき、ネクプロなら「新しい働き方LAB」の取り組みに合わせた対応が可能なのではないかと思い導入に至りました。

―まさにwin-winの関係ですね。先ほども今現在、新たなニーズに対応するため開発中とのことでしたので、また御社とともに新しい機能をつくっていけるのが楽しみです。最後に今後のネクプロの活用についてお教えください。

オフライン/オンライン、単発/長期プログラム、リアルタイム/オンデマンドなど、形にとらわれないネクプロの機能によって、多種多様なメニューをランサーに提供できるようになってきました。しかし、ネクプロには様々な機能があるため、正直なところ、把握していない機能や使いこなせていない機能もあります。最近もNさんに相談したところ、すでにその機能がネクプロにあると教えてもらえました。まだマスターできていないネクプロの機能があっても、今後さらに当社と御社の連携を深めていくことで、一緒により良いものをつくっていけるのではないかと考えています。

―当社もネクプロの使い方やアップデート情報など、積極的に発信していきたいと思います。本日はありがとうございました。

まとめ:ネクプロを導入した結果

ランサーズ株式会社様のネクプロ活用事例について伺いました。ランサーズ株式会社様がネクプロを導入した結果を整理してみます。

  • スピードを持ってPDCAを回せるようになった。
  • セミナーやイベントなどの集客に活用できる客観的なデータを得られるようになった。
  • 事業部としての成果を数字で社内へ報告できるようになった。
  • オフライン/オンライン、単発/長期プログラム、リアルタイム/オンデマンドなど、形にとらわれない多種多様なメニュー提供が実現できた

ランサーズ株式会社様のように起ち上げたばかりの新規事業で利用するケースやスピーディーなPDCAを実現したいケースでは、ネクプロの機能が役立つはずです。
「ウェビナーツール」と聞くとセミナーの映像を配信するだけのツールを想像してしまいがちですが、ネクプロならオフラインとオンラインの一元管理やイベント開催後の効果検証など、セミナー・イベントに関わる過程をすべて網羅し、効果を最大化させることができます。
本導入前にデモをご利用いただくことも可能です。ネクプロが気になるという方、事例に登場した担当者Nに興味が湧いたという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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